ルル's Daily labo

気になったことを日記形式で紹介していきます

わたし、定時で帰ります が持つ本質的な意味とは

おはようございます

平山です

 

言葉の意味を

逆に勘違いしている方が多く見られるので

私なりに少しお話しします

 

これは、会社で少し話していて感じたことです

「わたし、定時で帰ります」

というドラマを見た感想の時に思ったことです

 

良薬口に苦しとは

 

言葉の意味を考える上で

私はこの諺をよく例えに選びます

[良薬口に苦し]

これは

「体にいい薬は、苦くて飲みにくいが、病気への効き目がある」

という意味です

「本当に自分のためを思ってしてくれる忠告は、有難いが聞くのがつらい。」

という意味もあります

しかし、意味を履き違えている方がおります

 

口に苦いものは良い物だという間違った解釈

たまにこんな方がいます

「この薬は苦いから、体に良く効くよ!」

「この食べ物は苦いから、体にいいんだよ」

という方がいます

 

この解釈は、自分に都合のいいように

本来の意味からねじ曲げられたものです

 

良いものが高価なのか、高価なものが良いものなのか

良いものは高価だ

高価なものは良いものだ

という解釈

 

素材が良いもの・希少性がある素材が使われているのは

高くなります

例えば、宝石がそうです

ダイヤモンドやプラチナは希少性が高いから

値段も高くなります

 

しかし、目の前にあるガラス玉が高価だからといって

そのガラス玉が良いものとは限りません

理科実験でできたものかもしれない

 

デモンストレーション

宝石屋さんに行き、私たちの前に2つの石があるとします

1つは、得体の知れない、綺麗で、触り心地も、光り方も最高の石[A]

もう1つは、金額200万と書かれていて、見た目などは普通のガラス玉に見える石[B]

店員に2つの石のことを聞くと

「[A]は本当に希少価値が高い上に全てにおいて最上位の石だ、金額にして200万」

「[B]は家にあったガラス玉磨いたら綺麗になっておったから、ダイヤモンドぽく見えると思って200万の金額をつけておる」

この情報を知っていたら[B]は絶対買わないですよね?

これを日常に落とし込むとどうでしょうか

[B]を選んでしまっていることはないですか?

ろくに調べもせずに、高いから良いものだろうと選択していませんか?

 

わたし、定時で帰ります

ここで本題です、今回気になったのは

会社にいる人たちがこのタイトル、作品を見て

「定時で帰れるなんて良いよな」

「定時で帰れるわけがない」

「あれはドラマだからできるんだ」

なんて言葉が出ていました

 

確かにドラマだから、色々と話を作ることはできますが

定時で帰ります。といっているからといって

仕事を置き去りにして、仕事をないがしろにして

仕事をなめてバカにして

という考えではなく

 

定時で帰るために、仕事をどう回していくかを試行錯誤して

「定時で帰ります」につながっていると思っています

 

もし「わたし、定時で帰ります」の作中で

主人公の吉高由里子さんが

『仕事終わってないですけど、定時だから帰ります』

なんて言っても、ウケないでしょう

 

1日にやるべきタスクをきちんと片付けている描写をつけて

定時にきちんと終わっているから、

「定時なので帰ります」

と言っているんでしょう

 

変に解釈をして、皮肉を言わないでほしいです

仕事がたくさんありすぎて、定時になんて終われない

と愚痴っている人は

本当にそうでしょうか?

1日のタスク管理、無駄のないような仕事運用

本当にしていますか?

それでも、ダメな場合は会社が悪いんです

必要なところにコストをかける勇気のない体質の会社かも知れません

しかし、視点を会社からにすると

この人にはこれくらいできるだろうという

期待もあると思います

それに応えられるかどうかは

自分の行動次第です

 

最後に

言葉の意味の本質をしっかり理解することで

 

自分も被害を受けないですし

無駄なグチも出てこなくなり

人生が楽しくなるはずです

 

物事には表と裏があります

本質・核をしっかり理解していきましょう

 

Seeyou

平山

 

P.S

事務所の昭和世代の方々は

このドラマが結構嫌いみたいです、